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オルソケラトロジーとは、ハードコンタクトレンズを夜間に装着して睡眠し、角膜形状を平坦に矯正させ、一定時間近視を矯正する方法です。
左の図のように、コンタクトレンズに合わせて角膜を平坦にすることにより、コンタクトを外した後も約1日の間裸眼でコンタクトをつけている状態のような視力になります。
orthokerratologyは、整った(Ortho)、角膜(Kerato)、学問(logy)という単語を組み合わせて作られた言葉です。
角膜が柔らかい若年層に対しては、効果が期待できます。
しかし、フタワソニックのように眼の血流を改善するわけではありませんので、眼が健康になるわけではありません。
オルソケラトロジーの費用は、かなり高額になります。およそ、初年度15万~20万円。
3年に一度レンズを交換と仮定すると、5年目で25万~30万円、10年目で39万~44万円。レンズの寿命は、2~3年と言われています。
また、実際にオルソケラトロジーのレンズを作ったのに着脱ができなかったり、毎日レンズを装用できなかったりして、オルソケラトロジー治療を継続できず、せっかくのオルソケラトロジー治療のためのレンズを無駄にしてしまうことがあります。