2024年9月17日
まばたきは、涙腺や結膜をうるおし、かつ栄養補給をし、さらにゴミのなどの異物を流しています。
瞬間的に光を遮り、眼の休養にもなっています。もしも、まばたきができなくなったら、角膜、結膜が乾いて眼球が痛み、ついには眼球そのものに傷がつきます。
このまばたきを意識的にすることで視力を向上させることができると記載されています。
6回くらいパチパチとまばたきをし、その後4秒目を閉じます。それを1分~2分の間繰り返します。
個人差はありますが、体の自然治癒力が引き出され視力回復する可能性があります。
オルダス・ハックスリー
ハリー・ベンジャミンは、当時異色の眼科医でしたが、「食事のとり方、断食療法、体質改善」という徹底した自然療法で身体全体のバランスと機能を活発にさせ、自然治癒力を高めることによって病気を治し、それによって、視力を回復させ、眼の病気を治すことができるという独自の独自の療法を編み出しました。
この本には、近視、遠視、老眼、乱視、さらに白内障、緑内障、角膜炎、虹彩炎などを治してきたと記載されています。
オルダス・ハックスリーは、イギリスの作家ですが、18歳の時に点状角膜炎という病気で失明寸前となりました。
そんな折、ドクターベイツの指導を受けたユーベット夫人と知り合いベイツ式の指導と訓練を受けました。その結果、点状角膜炎は治り、視力を回復することができました。
彼は、作家として有名になりますが、盲人同然の身から視力を回復した喜びを同じような視力障害者にも体験してもらおうと「見る技術」という視力回復の訓練書にまとめました。